百詩百問答

本書は「詩」という普遍的でありながら捉えどころのないテーマについて書かれた問答集である。詩とは何か。詩はどこから来て、どこへ向かうのか。詩が語るものと沈黙するもの、その間にある意味や無意味とは何か。百の問答は、これらの問いに対して言葉を超えた風景を示し、読む者に言葉の裏側に潜む「詩の真実」を自ら掴み取らせようとする。詩を愛するすべての人々に、詩の根源的な問いを投げかけ、同時に答えなき答えの深淵に触れる体験へと誘う或日百問答の詩論篇。
 
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